Day1の開会式からDay3の閉会式までを2分半の動画にまとめたものをご覧いただけます

田中栄一(国立病院機構八雲病院,作業療法士)
ゲームのアクセシビリティに関する専門家として国立病院機構八雲病院の田中栄一先生(作業療法士)です.田中先生は筋ジストロフィーの患者さんと一緒に,ゲームの入力デバイスに関するゲームアクセシビリティへの取り組みについて講演していただきます.
"Let's save the world by the power of Games!"「ゲームの力で世界を救え!」,日本デジタルゲーム学会(DiGRA Japan)ゲーム教育研究部会では,2019年12月8日(日) ~オープニング及びチームメイキング~,14日(土),15日(日)~制作と発表会~ に第8回シリアスゲームジャムを東京立川市の(株)ビサイドで開催しました.4GAMER.NETのニュース記事はこちらをご覧ください.
SGJ8は2019年12月8日(日),14日(土),15日(日)の3日間,東京都立川市の(株)ビサイドで行います.ゲーム開発を学ぶ学生に加えて,プロのゲーム開発者及びゲーム開発に興味のある社会人が集まり,チームを組んでシリアスゲームを制作します.海外でゲーム開発を学ぶ学生も参加します.
日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)は日本国内におけるデジタルゲーム研究の発展及び普及啓蒙を目指し設立された団体で,日本学術会議協力学術研究団体に登録されている学会の一つです.DiGRA JAPANは,フィンランドに本拠地を置くDiGRA (Digital Game Research Association)の日本チャプターで,2019年8月には日本で国際会議DiGRA 2019が開催されました.シリアスゲームジャムを主催するのは,本学会の研究部会の一つである「ゲーム教育研究部会」です.ゲーム教育部会の略称は,「ゲーム教育SIG」あるいは「教育SIG」と呼びます.
日本デジタルゲーム学会ゲーム教育研究部会(ゲーム教育SIGまたは教育SIGとも呼びます)は,デジタルゲーム学に関する教育の研究を通じて,ゲームの教育および研究の学術的基盤を構築するとともに,組織を越境したコミュニティとネットワークの拡大に資する活動を推進し,以て,学術,文化,産業,社会の発展ならびに人材の育成に寄与することを目的として組織された研究部会です.
シリアスゲームジャムは,ゲーム教育研究部会が主催するイベントです.
ゲーミファイネットワーク(Gamify Network)は,ゲーム教育SIG主催により日本のシリアスゲーム・アプライドゲーム・ ゲーミフィケーション発展のため,学び・ 交流の場として2018年8月に結成されました.SNSや勉強会を通して交流しています.詳細は,日本デジタルゲーム学会のゲーム教育研究部会活動報告をご覧ください.
シリアスゲームとゲームの違いは「世の中の課題解決を目的として制作するか否か」です.SGJ8で扱う世の中の課題は,バリア/アクセシビリティ.12月8日(日)はそれぞれの専門家の方に講演していただき,チーム編成と企画会議を行います.
ゲームのアクセシビリティに関する専門家として国立病院機構八雲病院の田中栄一先生(作業療法士)です.田中先生は筋ジストロフィーの患者さんと一緒に,ゲームの入力デバイスに関するゲームアクセシビリティへの取り組みについて講演していただきます.
モーションセンサ等を使って高齢者の方のリハビリを支援するシステムTANOを開発し,世界に向けて販売しているTANOTECH(株)の三田村勉氏に,TANOの紹介及びリハビリ現場で求められているものについて講演していただきます.
シリアスゲームの構築法に関する研究者で,初めてシリアスゲームを制作する参加者の皆さんに向けて,シリアスゲームを開発する際に重要な(1)ユーザが求めるものの明確化,(2)効果の検証法,(3)ゲームの面白さの理論等について講義をしていただきます.
開催概要のうち,スケジュールの詳細はこちらでアップデートします.
日本デジタルゲーム学会(DiGRA Japan)ゲーム教育研究部会では,2019年12月に第8回シリアスゲームジャム 「ゲームの力で世界を救え! みんなのバリアフリー(3)」を開催いたします.
シリアスゲームジャムとは,社会における様々な課題をゲームのチカラで解決することを目的とし,専門家とゲーム開発者と学生らが力を結集して短期間でシリアスゲームを制作するイベントです.第8回目となるSGJ8で取り挙げる課題は,世の中の各所で障害者,高齢者,健常者等の間に存在するバリア(英語ではaccessibility)の解消.バリアに対する理解が向上し,皆が共通の土俵で競うことができるシリアスゲームを開発することがSGJ8のテーマです!
2019年12月8日(日)13:00〜18:00 -テーマ説明,チーム編成-
2019年12月14日(土)9:00〜,15日(日)18:00 -制作,発表会等-
参加者の皆さんには原則3日間全部参加していただきますが,海外等遠方からの参加者の場合は,14,15日だけの参加も可能です.その場合,8日に実施するチーム編成は,参加申込み時の情報に基づいて実行委員が不参加の方の割り振りをします.
クリックすると申込みフォームが開きます
申込み期限: 12月2日(月)12:00日本時間
クリックすると申込みフォームが開きます
別途日時等を調整させていただく場合があります
・日本デジタルゲーム学会(DiGRA Japan)ゲーム教育研究部会
実行委員長:粟飯原萌(委員長)
副実行委員長:日本大学 生産工学部 古市昌一(副委員長)
実行委員
第8回シリアスゲームジャムのテーマは,2016年に開催した第5回のテーマ「みんなのバリアフリー」,第7回の「みんなのバリアフリー(2)」に続き,「みんなのバリアフリー(3)」としました.バリアフリーのことを英語ではaccessibility (アクセシビリティ)と呼びます.社会では様々な場所に存在するバリアを,アクセスの容易化によってなくしたい,この思いを実現するためSGJ8ではこのテーマとしました.
アクセシビリティ向上のためには,アクセシビリティに対する更なる理解向上が重要です.今年は障害者と高齢者を対象としてアクセシビリティ対する現状の課題を理解し,障害者または高齢者と健常者が同じ土俵で競うことができるデジタルゲームをSGJ8では制作します.
障害者と高齢者を対象としてアクセシビリティ に関して参加者のために教えていただくため,SGJ8では二人の専門家を実行委員としてお迎えします.
一人はゲームのアクセシビリティに関する専門家として国立病院機構八雲病院の田中栄一先生(作業療法士)です.田中先生は筋ジストロフィーの患者さんと一緒に,ゲームの入力デバイスに関するゲームアクセシビリティへの取り組みについて講演していただきます.
もう一人は,モーションセンサ等を使って高齢者の方のリハビリを支援するシステムTANOを開発し,世界に向けて販売しているTANOTECH(株)の三田村勉氏に,TANOの紹介及びリハビリ現場で求められているものについて講演していただきます.
シリアスゲームジャムとは,教育や社会問題等をテーマとして,専門家とゲーム開発者と学生らが力を結集し,短期間(2日〜3日)間でシリアスゲームを制作するイベントです.2014年2月から2018年12月までに7回開催しましたが,2016年2月の第4回からは日本デジタルゲーム学会のゲーム教育SIGが正式に主催するようになりました.当初はシリアスゲームの認知度向上が目的として始まりましたが,参加者に対してはチームによるゲーム制作を通した教育的効果も高く,近年では外国人の参加に加えて第7回では海外から参加した2名が活躍しました.各回の略称はSGJ(Serious Game Jam)として知られています.第1回から第7回までの開催年月とテーマは次の通りです.
2018年12 月に開催した第7回シリアスゲームジャムを記録した動画を,以下の通り日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)のYouTubeチャンネルにて公開しています.
日本デジタルゲーム学会(DiGRA Japan)ゲーム教育研究部会では,2018年12月9日(日),15日(土),16日(日)に第7回シリアスゲームジャム「ゲームの力で世界を救え!~みんなのバリアフリー(2) ゲームのアクセシビリティに対する理解向上~」を開催いたしました。
基調講演及びシリアスゲームジャムの様子を再生リストにまとめまてあります. ゲームについてのアクセシビリティーについての問題や取り組み,シリアスゲーム開発やシリアスゲームジャムについて垣間見ることができる動画です.是非ご視聴ください.
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